今日は、子ども達が楽しみにしていた「ふるさと給食」でした。メニューは、イクラ、サケのちゃんちゃん焼き、サケのすり身汁などです。イクラは、「標津町水産加工振興協会」さんが、「子ども達に、地元の安全でおいしい特産品を味わってもらおう」と20年以上前から提供して頂いています。また、「標津漁協協同組合女性部」さんからはサケのすり身を提供して頂きました。

子ども達は、ふるさとの味を満喫すると共に、「標津だいすき！」と笑顔いっぱいで話してくれました。関係者の皆様、おいしく、地元がさらに好きになる給食をありがとうございました。

6年生が、サーモン科学館の方々にご指導頂き、サケの人工授精体験を行いました。子ども達は、受精率が落ちないような工夫や注意点について教わりながら、サケのお腹を裂いて丁寧に卵を取り出し、精子をかけて人工授精を行いました。その後、サケの体のつくりについて、解剖した実物を用いて説明して頂きました。

この活動で、2年生から毎年行ってきた「サケ学習」は終わりとなります。今回の人工授精で授かった新たな命は、来年度の2年生が飼育し、「サケ学習」としてスタートします。たくさんの方々のご支援により、命をつなぐ学習が行えています。

栄養教諭による、５年生の食育が行われました。「ふるさと給食」について、標津の良さをもう一度見直し、さらに食に対する考えやありがたさを学びました。「MOTTAINAI」の気持ちを持って食生活を送って欲しいと願っています。

人権擁護委員の方々を講師に迎え、6年生で人権教室を行いました。「人権とは？」についてお話しして頂いた後、ビデオの視聴を通して具体的に考えることができました。子ども達からは「誰にでも優しく、平等に接することが大事」「困っている人には手を差し伸べてあげることが大切」という感想が出されました。

お忙しい中、貴重な体験を頂きありがとうございました。

標津町文化祭が開催され、本校からは吹奏楽部が参加しました。会場のお客さんからの大きな拍手や、演奏に合わせた手拍子に包まれながら、楽しく息の合った演奏を聴かせてくれました。