一日防災学校
今日は、「一日防災学校」として、全校児童・職員による地震・津波想定の避難訓練と1年生から4年生で防災授業を行いました。町の役場危機管理室の方や読み聞かせボランティア「よむよむ☆ママさん隊」の方々など、たくさんの方々のご協力によりとても充実した学習となりました。
まず、1時間目には、1年生と2年生で防災学習を行いました。
1年生は、「よむよむ☆ママさん隊」による紙芝居の読み聞かせを中心に学びました。この「防災紙芝居」は町のオリジナルのもので、「地震編」と「津波編」に分かれており、子ども達は災害時にどのように行動したら良いのかについて、具体的に想像することが出来ました。
2年生は、「北海道DO防災かるた」を使用して学びました。取り札の絵から、書かれている内容について考えたり、実際にかるたを行う中で、取り札の裏に書いてある説明を読んで内容を深めたりしながら、楽しく知識を増やしていきました。
2時間目には、全校児童・職員で避難訓練を行いました。津波警報が出された時、市街地にいる人たちの避難場所である「ベキシリ山」への避難訓練を毎年行っています。今年は、途中のテニスコートまでの避難を行いました。「お・か・し・も」をしっかりと守り、およそ13分間で集合することが出来ました。
3時間目には、3年生が「災害避難時に必要な物は?」をテーマに考えました。講師の方から提示された物をヒントに、「自分だったら何が必要?」について、グループで案を出し合いました。色々な食材からメガネ・マスク、ゲーム機に勉強道具など・・・たくさんのアイディアとそれぞれに「必要な理由」を考えることで、災害と日常生活とを結びつけることが出来ました。
最後に4時間目には、4年生が「地震の特徴と、そのときに必要な行動は?」をテーマに学びました。講師の方から、町における地震の特徴と、熊本で発生した地震による建物被害の状況を聞き、子ども達は「地震発生時に自分たちがとる行動の大切さ」を実感しました。その後、グループごとに違う場面設定で、自分たちがとるべき行動について考えていきました。
今回の避難訓練や防災授業により、子ども達は「自分の命や大切な人の命を守るための判断力や思考力」について学び、「自分たちが住む町は、防災についてしっかりと考えてくれているという安心感」を得ることが出来ました。たくさんのご協力をありがとうございました。
「コロナに負けずにみんなに感謝!コンサート」
吹奏楽部では、さまざまな演奏会が出来ない状況の中で、自分たちでコンサートを企画し、昼休みの時間帯を使ってコンサートを開催しました。当日は、「練習も出来ない状況が続いていましたが、たくさんの方々の支えによって、またこうして音楽の活動が出来ることに感謝しています。」とメッセージが送られ、たくさんの子ども達や先生方から大きな拍手が送られました。とても温かく、元気の出るコンサートとなりました。
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