9月15日(金)根室教育局義務教育班指導主査、標津町教育委員会指導主幹をお招きし、校内授業研究会を開催しました。
3時間目は、各学年の授業を参観。
4時間目は、3年生の国語の授業を行いました。
5時間目は、4年生の国語の授業を行いました。
放課後、3年生と4年生の国語授業について、研究協議を行い、指導目標に対しての検証を行いました。
根室教育局主査と町教育指導主幹より、授業についての指導・助言を頂きました。
本校の児童は、聞く力があり、学習態度も大変すばらしいとの評価がありました。
また、国語科を指導する目的は次の2つがあると示されました。
1つは、国語科で指導したことが、他の教科で子供たちが使えるようになること。
2つは、国語科で指導したことが、子供の実生活の中で、生かされること。
この2つです。
これまでの様々な調査では、国語は、算数などに比べ、社会に役に立つとの認識が低かったようですが、人工知能など科学技術が進展するこれからの社会を生き抜くためには、相手の話の要旨等をしっかり聞き、その価値を判断し、そして、自らの意見を表現するという、いわゆるコミュニケーション能力を育てることが大変に重要になります。
そして、その力をつけるのが国語科の学習です。
単に楽しかったとか、子供が一生懸命がんばっていたということだけでは、その力はつきません。
したがって、その力をつけられるような課題の設定、授業展開が行える力、つまり教師の授業力をつけなけれなりません。そのためには、教材の研究などを重ね、つけていなかければなりません。
今回の校内研修会は、これから私たちがどういう方向性をもって実践研究していかなければならないかが明確となった充実した研究会となりました。
この研究会を受けて、子供たちが実生活の中で、人の話をしっかり聞いた上で判断し、そして、自分の考えを堂々と相手に伝えていける力がつく授業を目指していきます。
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