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    転車台祭 1100-  ~鉄路の後に宝あり~

    2月3日(土)役場と転車台祭が、役場裏のSL置き場において、晴天の下、開催されました。

    過日放映されたNHK北海道中ひざくりげ「“鉄路”のあとに宝あり~旧標津線沿線~」ですっかり有名になった、かつての標津線を走っていたSLを再び動かそうと奮闘する60代と10代の「老若コンビ」と、「不毛の地」と言われた原野を切り開いた開拓地を黒煙を噴き上げながら走る雄姿を一目見ようと多くの方々が来場していました。本校の児童も来場していました。

    SLグッツの出店やお弁当の販売に携わっていた方達は、明るく爽やかな声をかけてくださり、この祭りを盛り上げてくださっていました。

     

    「根室標津駅」は、標津町中心部に存在し、標津線終着駅として、広大な根釧原野の物資や旅客の輸送に活躍していました。しかし、1989年に廃線。駅舎も取り壊されてしまいました。

    ところが、人力で車両の方向転換を行う転車台は残されたとのことです。

    放送の中で、中学3年生の男子生徒は、「今後、このSLを更に修理し、てできる限りかつての姿に近づけたい」と語られ、

    その言葉にナレーターは、

    「町外れには標津線の線路跡が残っています。姿を消した鉄道。しかし、標津町には、町の新たな宝としてその面影を取り戻そうとする人たちがいました。」とナレーションされていました。

    開拓者の労苦と昔の歴史を引継ぎ、新たなことに挑戦する若い力は、標津町民に希望と感動を与えるものです。

    青少年を心を込めて育むことは、確かな未来を創ることにつながります。

    それを考えると義務教育は、とても重要です。