☆2月21日(水)。本日、よむよむママさん隊の皆さんが来校してくださいました。
1年生、3年生、4年生に読み聞かせをしていただきました。ありがとうございました。
☆1年生に読んで頂いた絵本は、
です。
よむよむママさん隊の読み手が、
『はらぺこおおかみとぶたのまち』
「はじまり、はじまり~」
というと、
パチパチパチ・・・・・。
と、楽しみだな~という、拍手がなりました。
読み進むと、何と
「おおかみラーメン」とか、「おおかみシューマイ」などが出てきました。
何とも楽しいお話でした。
☆2年生に読んで頂いた絵本は、
です。
本当に絵がありません。
そのかわり、文字がたくさんありました。
この本の面白さは、読み手が読むと、聞き手も同じように読まなければならないところです。
「それにぼくは、サルのロボットデス。」
と、読み手がまるでロボットが言うように読むと、聞き手の3年生も
「それにぼくは、サルのロボットデス。」
と同じように、ロボットになっていいます。
でも、「えっ? みんなロボットなの?」
と少し、意地悪な場面もありましたが、これが、また、場をほのぼのとさせていただきました。
☆4年生に読んで頂いた絵本は、
です。
『手おけのふくろう』は、雛をあらゆる外敵から守り抜いた親鳥が、独り立ちしていくわが子を見送るという何とも心が熱くなる内容です。
卒業式と重なる絵本です。
■今日も、子ども達への読み聞かせ、真にありがとうございました。
読み聞かせの時間はほんの数分間ですが、ドラマがあります。
きっと子ども達は、この数分の中で、いろいろなお話の世界を旅していることでしょうね。
▼2月14日には、一日で4個のメダルを獲得するという新たな歴史が生まれた平昌オリンピックが、今開催されています。
コンマ数秒を争う氷上の大接戦。
体力の限界に挑戦する複合種目。
おもわず息をのむ空中回転。
スポーツを通して描かれる人間のドラマは、多くの人に感動を与えてくれます。
感動は,「感じて動く」と書きます。人は感動することで、新しい決意と行動が生まれます。
▼よむよむママさん隊の皆さんの活動も子供たちに感動を与えてくれています。
もちろん、その本の内容にもよります。
しかし、一番、心の奥に残るものは、やはり、ママさん隊の皆さんの無私の愛情、子ども達を心から慈しむ慈愛だと思います。
そして、この慈愛に触れた子ども達は、必ず人としてもっとも大切な「利他の心」が育まれていくことでしょう。
▼どんなに素晴らしい内容の絵本を読んだとしても、そこに、読み手の慈愛がなければ、育まれません。
自分中心の「利己の心」が増大していくことでしょう。
▼言行一致 とは、教育をする側の根幹です。
ある教育者は次のように言いました。
子ども達の前や保護者の前では、もっともらしいことを説いておきながら、自らが行わないという言行不一致では、言葉巧みに相手を欺く行為となります。
つまり、ペテン師。と実に厳しく戒められております。
教育に携わる人は、それだけ重要な職についているということを示しています。
肝に据えなければならない言葉です。
▼よむよむママさん隊の皆さんの献身的な姿から、私はこのように感じました。
人の行動から何を学ぶか、何が学べるか、どんな価値があるか。
教育は、このように考えられる人間を形成することが目標です。
「真に心から子供たちの健やかな成長のために」という思いが、髄所に感じられます。
来週もどうぞ、宜しくお願いいたします。
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