平成29年度から標津町でコミュニティスクールが始まります。
その概要をお知らせいたします。
1 コミュニティスクールとは?
学校運営協議会が設置された学校をコミュニティスクールといいます。
2 制度導入の背景
(1)家庭や地域社会とともに子どもたちを育成する「開かれた学校」が提言されました。(平成8年)
(2)グローバル化、少子高齢化社会など学校を取り巻く課題が多様化し、学校だけでは子どもに生きる力を育むことが困難になってきました。
(3)地域資源の活用や家庭の協力が重視されてきました。
(4)学校の創意工夫を図るために、地域や家庭の意見を反映した学校経営が求められています。
(5)住民のつながりやコミュニティの形成など、地域活性化の中核機関として学校に期待がよせられています。
3 設置の理由
学校の応援団として社会総掛かりで教育の実現を図ることです。
(1)学校と地域の連携・協働体制を強化し、一体となって子どもたちを育てることです。
(2)地域ならではの創意工夫を活かした、特色ある学校づくりを進めることです。
(3)地域とのパートナーシップを確立し、学校の応援団としての活動を推進することです。
4 標津町コミュニティスクール理念
標津地区・川北地区にある園・小学校・中学校が協働することによって、二つの地域の特性を活かした、地域協働型コミュニティを理念とします。
(1)地域づくりは人づくりから始めましょう。
(2)学校・地域・家庭がお互いに活性化して、豊かな社会づくりを高めましょう。
(3)ふるさと標津の特色を活かし、心豊かで創造的に生きる力を育みましょう。
5 学校運営協議会について ※「学校」には「こども園」を含む
学校運営協議会の委員をそれぞれの地区から選出し、教育委員会が委嘱して地区別に会議を開き、様々な活動をします。
(1)学校運営協議会の役割
①校長・園長の説明する学校運営方針について話し合い承認します。
②学校運営や教育活動全般について意見を述べます。
(2)活動の目的
①子どもたちの健全な育成を図るために、学校・地域・教育委員会が連携、協働して教育活動に取り組みます。
②学校と地域の関わりを整理統合して、組織力の向上を図り、「わたしたちの学校」意識を高めます。
③学校と地域が情報を共有することで、積極的な協力を促す中心組織となります。
(3)組織対象校
①標津地区学校運営協議会:標津小学校、標津中学校、標津認定こども園
②川北地区学校運営協議会:川北小学校、川北中学校、川北認定こども園
6 学校運営協議会の活動内容
(1)学校を様々な側面からサポートします。
(2)学校と協力して地域の活性化と一体化を図ります。
(3)学校の負担を軽減し、教育の質の向上と継続を図ります。
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