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    学校だより5月号より(1)

    「あいさつ」は仲間をつくる

    平成29年度の学校は、たいへん落ち着いた状態で始まりました。担任の先生方は、学級通信の題名に多くの願いを込めています。子どもたちとどのような1年間にしていくのか、話し合い、学級の目標や個人の目標を決めました。校長の学校経営方針と重点については、日曜参観日の全体懇談会でお知らせした通りです。標津地区コミュニティ・スクール構想は「学校の応援団づくり」とご理解願います。

    1年生は徐々に学校に慣れて、とても元気に勉強しています。6年生は縦割り活動などで、最高学年として自覚ある言動が見られています。学校づくりの一つの指標として「1年生がかわいくて、6年生がしっかりしている学校」を掲げています。それは、みんなでかわいい1年生の面倒を見て、最高学年の6年生の指示に素直に従うことができれば、中間学年が落ち着き、安心・安全な規律のとれた学校になると考えるためです。提案3年目です。児童が継承する、文化や伝統になりつつあります。

    4月23日に行われたPTA総会では、平成29年度の役員、活動方針、予算案が承認されました。PTA活動は、会員の親睦・交流が大きな目的です。大人も子どももみんなが仲良くなるために存在する団体です。親が仲良くなれば、子ども同士も仲良くなり「いじめ」「仲間はずし」がなくなります。5月10日にはPTA理事会、14日には小中合同PTA環境整備作業が行われます。ご協力よろしくお願いいたします。なお、PTA送別会については、今年度からPTA全体の事業として実施しないことになったのでご理解ください。

    4月は「あいさつ」指導に力を入れました。あいさつ運動で街頭に立つ町民の皆さんに、きちんとあいさつができたかどうか。全校朝会で校長から「あいさつをする理由」を説明しました。

    ・心を開き「あなたの敵ではありません」という合図を相手に送ることです。

    ・だから「あいさつ」をして気持ちがいいのは、お互いが「仲間」と確認できるからです。

    ・相手を認めて自分も認められます。

    ・あいさつの返事がないと怒りや悲しみの感情になるのは、相手を敵と認めたためです。

    ・笑顔のコミュニケーションは心を豊かにします。だからあいさつは社会生活に必要です。

    「泥棒や強盗があいさつをしますか」と問いかけたところ、子どもたちの理解が深まった様子でした。残念ながら子ども、教職員、保護者の中にも、うまくコミュニケーション行動がとれない方がいます。笑顔で相手を見る、元気な声を出す、まず私たち大人が模範になりましょう。

    教師は、愛情に基づいた厳しさで、子どもをしっかり躾ることが大切です。「甘やかすこと」と「優しさ」を混同せず、子どもの将来を見据えた指導を心がけています。子どもにとって担任(教師)が最高の「教育環境」にならなければなりません。登校が楽しくてたまらなくなるような学校にする努力を続けますので、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。