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    きらり給食②

    8月23日のきらり給食は、1年生と4年生でした。

    今日のメニューは、ソフトフランスパン ビーフシチュー オムレツ です。

    全校朝会(8月22日) ~「ぼくたちはなぜ、学校にいくのか」(から抜粋)~

    8月22日の全校朝会は、校長先生が会議で不在のため、教頭の私が、全校児童にお話をしました。

    まずは、挨拶です。児童会の役員さんが行ってくれました。

    さて、全校児童へのお話です。

    内容は、「ぼくたちはなぜ、学校にいくのか」というタイトル図書を抜粋したものです。二階の図書室にある本から抜粋しました。

    1年生もいるので、パワーポイントで、言葉や画像をモニターに写して行いました。

    写っている人は、マララさんといいます。マララさんは、 銃で撃たれました。 しかも頭を。

     ☆子どもたちから、「エー!!」 という驚きの声が上がりました!

    犯人は武装グループの大人たち。マララさんは、意識不明の重体となりました。15歳の時です。

    さて、「まららさんはどうして銃で撃たれたのでしょうか?」

    □マララさんが国連で演説した内容

    ここには、「学校に行かなければならない」理由があります。

    わたしは、声をあげます。自分のためではなく、声なき声のために・・・。苦しんでいる人のために

    武装グループは私の考えを変えさせようとしました。けれど、私の中に変わったものは何一つありません。

    次のものをのぞいては・・・。 それは、弱さ、恐怖、絶望が、死にかわりに、

    強さ、力、そして、勇気が生まれたのです。

    ☆この言葉に多くの子どもたちが、目を見張っていました。

    世界のみなさん。

     ☆「うん」とうなずいてる子、「えっ」という顔をしている子、様々な表情の変化がありました。

    わたしたちは、「暗闇の中にとじこめられなければ光の大切さには気づかない、」ということがあります。

    同じように、わたしは、言葉をうばわれそうになって、はじめて、そのことばのたいせつさがわかりました。

    わたしのふるさとパキスタンのスワートという町は武装グループに支配されています。かれらは、自分たちのりえきのために女の子が学校へ行くことを禁止しています。そして、「学校へ行きたい」と言ったわたしはかれらによって、銃で頭を撃たれました。

    世界には、わたしだけでなくおとなによって苦しめられているこどもがたくさんいます。

    インドという国ではおおぜいのまずしい子どもたちが学校へいかせてもらえず小さいときから働かされています。アフリカのナイジェリアという国では武装グループが「教育はこどもに必要ない」と言って多くの学校をこわし、先生や生徒を殺しています。アフガニスタンという国では、女の子は、おさない年齢で結婚させられ、学校へ行くかわりに家事をさせられています。

    ☆この現実に、子どもたちは「うそでしょう」「ありえない」「本当?」という表情を見せていました。

    パキスタンの武装グループはなぜ、わたしを撃ったのでしょう。それは、「学校へ行きたい」というわたしを黙らせるためです。そうすれば、自分たちの思うままになると考えたのです。

    しかし、それは成功しませんでした。私を撃ったことで、世界中の人々がひなんの声をあげました。学校へいきたいという私の夢もなくなりませんでした。

    むしろ、力や勇気が生まれました。

    そして、声をあげる大切さにあらためて気づかされたのです。武装グループの暴力は、何一つ成功しませんでした。

    ☆結局、自分のために人をコントロールすることなどできないということです。

     いじめとか、気にくわない子を皆で何かしようとしても、いいことなどおきないということです。

    それは、ほかの国も同じです。世界にはまだ多くの不平等があります。たくさんの子どもが、貧困、差別、不正、無学などに苦しんでいます。

    だからこそ、一人ひとりがたちあがり、声を出していかなければなりません。声を出して、世の中を変えていくべきなのです。

    そのために必要なのは、まず、学校と教育です。

    ☆いよいよ本題です。子どもたちは、自分事としてとらえているようです。真剣な顔です。

     わたしたちは、言葉によって、自分の気持ちを表せるようにしなければなりません。

     一人のこども。   一人の教師。   一冊の本。   一本のペン。

                ☆有名な言葉です

    それさえあれば、私たちは言葉を使うことができるようになり声をあげて、世界をよりよいものにしていくことができるのです。

    教育が世界を変えるための解決策です。明るく平和な未来。私たちはそれを自分の言葉で創り出していかなければならないのです

    武装グループは、私たちの言葉を恐れています。わたしはだまりません。私たちは、自分の言葉の力を、強さを信じましょう。

    私たちの言葉は世界を変えられるのです。

    最後に、明るく平和な未来を作るために、次の二つをがんばりましょうと言いました。

    一つは、挨拶をすることです。挨拶は、自分の心を開くものです。そのがんばりがマララさんのように強い心を作ります。

    二つは、人の意見や考えなどを、決して笑わないで、まずはしっかり受け止めましょうということです。

    「相手の言葉をしっかり聞く」ということは、相手の人格を尊重するということです。

    相手を大事にするということです。

    何かを言いたい場合は、それからにしましょう。

    このような感じで、私のお話をさせて頂きました。

     

    一日たった、今日の朝は、多くの子どもたちが明らかに「挨拶」をがんばってくれていました。

    標津小の子どもたちは、本当にすばらしいです。

     

     

    秋田の実践に学ぶ研修会を開催!

     8月21日(月)秋田県美郷町から、派遣教員を招き、「秋田の実践に学ぶ」研修会を本校において開催しました。
     研修会では、派遣教員による3年算数の授業を参観し、その後、研究協議を行いました。
    
     授業は、「何十に1位数をかけるかけ算の仕方を理解する」という目標で、「かけ算の筆算」が行われました。
    
    
     派遣教員の発話は、常に子どもたちに考えさせることに徹していました。
    そして、子どもたちには、すぐに発言させずに、必ず、「自分の考えをノートに書く」ようにさせるなど、全員の学力の保証が確実にされていました。
     一つひとつの子どもたちへの指示発問にしっかりとした、理論がありました。
     そのため、子どもたちの頭の中は常に思考がはたらいていました。
     考えることが可能な指示発問を発していました。
     しかも、ある時は、小声で。
     これも子どもの思考を大切にする配慮です。
    。
    
     授業が終わった後、「あー楽しかった!」とある子が言っていました。
     他の子どもたちも、何か充足感に満ちていました。
     
     子どもにとって、(子どもだけではなく大人もそうですが)考えに考えて、新しいことを発見、発覚できたときの喜びに勝るものはありません。
     授業を受けた子どもたちはこのことを体感したと思います。
     知的欲求を満たす授業が、子どもたちの考える力、いわゆる学力、生きる力をつけて行きます。
     
     研究協議は、体育館で行いました。
     下の画像は、グループ討議の様子です。
     派遣教員の授業で優れていたところや、今後私たちが取り入れていくべきところなどを話し合いました。
       
        
     参観者からは、「単に計算の解き方を学習させるのではなく、数のしくみをしっかり理解させることに重点をおいていたところが勉強になった」
     「授業の導入では、子どもの言葉で既習事項の振り返りがされ、それと本時の内容とを比較して、課題が設定されていたところが勉強になった」など、様々な意見、感想が出されました。
     今回の「秋田の実践に学ぶ研修会」は、充実したものとなりました。
     私たちは、この学びをしっかりと授業の中で、生かせるように更に研修を積んでいきます。

    根室地区PTA研究大会・母親研修会 ~中標津大会~ が開催されました!

    本日20日(日) 中標津町の総合文化会館(しるべっと)において、「これからの時代を担うたくましく生きる力をもつ子どもを育てよう」 ~生きる力と豊かな心を育てるPTA活動のあり方を求めよう~ のテーマのもと、根室地区PTA研究大会・母親研修会が開催されました。

     

    本校からは、PTA会長が、主催者(根室地方PTA連合会長)として、開会式の場で、挨拶と表彰をされました。

     

    講演会では、文部科学省コミュニティ・スクール推進員の四柳千夏子 氏が、「子どもたちの未来のために、今、私たちにできること」というテーマで、自らの活動を踏まえ、お話をされました。

    ただひとえに「子どもたちの為に」という思いからの内容に、参観者から熱い拍手が送られました。それとともに、これから、コミュニティー・スクールを推進するにあたっての大変貴重な内容となりました。

    四柳氏は、コミュニティー・スクールを推進する上で特に留意すべきこととして次のことを述べていました。

    それは、コミュニティー・スクールは、                                              「学校の下部組織ではない」「学校の応援だけしているだけではない」 ということ。

    つまり、「学校からのお願いだけ(活動する)」  「言われたことをやればいいいいだけ」 「いつも同じ人だけ」 という従来通りの活動であったとしたら、「こんなにやってあげているのに」という不平、不満が必然として出てくる。といいます。

    コミュニティー・スクールを推進するにあたって大事なことは、                             「学校の要望には応える。しかし、地域の課題についても学校に考えてもらう。」                 という地域と学校が、『対等』に話し合うこと。                                                         「地域と学校が一緒になって子どもを育てていきましょう」というのが根幹。

    そして、これによって、「学校支援の三方よし」になると言います。

    「三方よし」とは、「学校にとってよし」 「子どもたちにとってよし」 「地域にとってよし」の「三つ」です。

    「子どもたちにとってよし」とは、地域の地域の方々が、子どもを感情と評価抜きで、ありのまま受け入れてくれることで、子どもの心が安定し、勉強しようという意欲が増すこと。

    「地域にとってよし」とは、子どもたちと接することにより、地域の方が、子どもたちに教えるために勉強しようとすること。それにより、地域が元気になること。これぞ、まさに生涯学習だといいます。

    「学校にとってよし」とは、これらにより、学校の教育目標が実現できること。

     

    次の画像の言葉を私たちは深く受け止め、考えなければならないでしょう。

    「当事者意識を持つことの大切さ」が掲げられていました。

    「やらされている」ということではなく、行う人の「志」こそ大切であるということです。

    そこに、成功の鍵があるということですね。

     

    「いい地域には、いい学校があり、いい学校には、いい地域にある」

    「みんなが教育の当事者です。あなたも。」

    これが最後の言葉でした。

    講演は、これからコミュニティー・スクールを推進するにあたり、大変に示唆のあるものでした。

     

    以下は、第1分科会の様子です。「熟議」を具体的に体験しました。

    時代はますます変わります。

    私たち教職員も保護者も、地域も成長していかなければなりませんね。

    すべては、子どもたちの未来のために!

    新たな決意をたて、第2学期がスタートしました!

    本日、標津小学校の第2学期がスタートしました。

    この日、子供たちは、夏休みの作品などを両手にもって元気に登校してきました。

    第2学期の始業式では、校長先生から次のお話がありました。

    「心は行動でわかる」ということと、「よく考える人になってください」ということです。

     

    各学年の代表による発表も行われました。

    2学期は、「かけ算をがんばります。」「掃除と算数のワークをがんばります。」「学芸会が楽しみです」

    など、どの学級の代表の子も原稿を見ないで、堂々とスピーチしていました。

    この後、各学級では、一人ひとりが2学期の目標などをたてました。

    何事もスタートは大事です。目標をしっかりたてることにより、この2学期もよりよい成長をしてくれると

    思います。

    また、私たち教職員も一人ひとりの子どもたちの良さが伸びるよう、全力で支援していきますので、今学期もご理解とご協力をどうぞ、よろしくお願いいたします。