☆スケート学習が始まりました☆
1月23日の本日、今季初のスケート学習が行われました。
今日の天気は、低気圧急接近のため、肌を刺すような強風が吹き荒れていました。
しかし、子どもたちは寒風に負けず、元気にスケート学習に励んでいました。
子どもは、風の子ですね!
☆力作の冬休みの作品です☆
どの作品も一生懸命に作成した感がありました。その子らしい工夫やがんばりが伝わってきます。
家族と一緒に取り組んだ子、クラブ活動での経験を生かした子、友達の喜ぶ顔を思い浮かべて作った子。
みんなよくがんばりました。
冬休みの作品は、本校の各学習室に展示してあります。
☆校内研修を開催☆ ~学級経営交流~
■1月19日(金) 15:00より図書室において、H研修部長を中心に学級経営の交流研修を行いました。
学級経営交流は、12月に各学級において実施した「アセス」(学校環境適応感尺度)の分析結果を参考にして、各学級における質の改善をねらいとしています。
研修は、担任個人で考察したことを、グループで交流することで、それぞれの学級経営の状態を学級内にとどめずに全体への共有を図っていきました。
最後に、教師一人一人の今年の決意を発表し、教職員全体の士気を高めました。
■最後に
▼「アセス」という検査結果を基にした学級の児童を考察していますが、私たちが一番、気をつけなければならないことは、その検査結果だけで、「この子は、こういう子だ」と決めつけた認識になってはいけないということです。
検査結果は、あくまでも参考です。
また、このような子には、このように接すればよいという型というのもありません。人工知能など、これだけ科学技術が進んだ現在にあって、そのようなものができたとすれば、もはや、「教育者」は必要なくなります。
▼ある精神科医は、「子どもの教育を、頭で考えると判断を誤る」と指摘しています。
つまり、「頭で考えるより、子どもの気持ちを敏感に感じること」が大事だということです。これは、親御さんにも言えることです。
「頭は、主に情報処理するところ。過去を振り返り、未来を予測することが得意です。しかし、『今』と向き合うことが苦手です。一方で、『心』は違います。心は、身体とつながり、『今、ここ』に瞬時に必要なことをぱっと反応できる能力があります。人間は、頭と心をバランスよく使いながら文明を作り上げてきましたが、近年は頭の力を過大視して、頭で心をコントロールするべきという考えが強くなってきました。それは、生き物としての人間には不自然で有害な側面が大きいです。」
▼例えば、教育書や育児書などのマニュアルを参考にして、「子どもはこう育てるべきだ」「○○の時にはこのように関わらなければいけない」と画一的に考える人がいたとしたら、これは、頭中心の子育てであり、教育です。
頭を先行させると、目の前の子どもの状況よりもマニュアル通りにできているかが気になり、不安な気持ちが起きやすくなります。子どもの内発的成長につながらなくなってしまいます。
ですから、マニュアルや様々な情報(検査結果)は、参考程度にとどめ、まずは、先入観なしで、今現在の子どもと向き合うことが大事です。(過去の子どもと向き合うのではなく)
そして、教師自身がそうした先入観を捨てて、心で感じていることに自信をもつことが、確実に、一人一人の成長につながっていきます。
そのためにも教師自身の心のキャパを広げることと、授業改善が大事になってきます。
▼今朝(1月19日)のNHKを見ていると、広島カープの赤松真人選手が、一昨年の12月に胃癌のため胃の半分を切除し、昨年7月からチームに合流したというニュースが放映されていました。
その中で赤松選手は次のように言いました。
「当たり前のことが当たり前にできなくなる苦しさがある」
食べては、胃が苦しみ、抗がん剤を飲んでは、吐き、下痢をするなど、胃がん切除のため、これまで普通にできていた生活、練習が思うようにいかないというのです。
▼また、私の友人である、ある町の小学校の教頭先生は、昨年の12月に脳梗塞にかかりました。幸い、すぐに病院に行って適切な処置をしてもらったため、10日ほどで退院し、今現在は、職場に復帰しています。
1月のある研究会でお会いしたとき、この友人は次のように言っていました。
「このまま、半身不随になるのではないか。働けなくなったらこの先どうなるのだろうか?」
今後の人生を、そして、「命」というものを真剣に考えたということです。そして、この病気を機に、これまでの人生観が全く変わったと言うのです。
▼赤松選手と、友人に共通しているのは、「当たり前のように今生きていることが、実は当たり前ではない。だからこそ、いま生きていられることの瞬間瞬間に感謝して生きることが大事なのだ」ということではないでしょうか。
また、命というものは、自分のものではない。「与えられたものである」
また、自分というものは、「生かされているのである」 だからこそ、大切にしなければならない。
▼まず、教師自身が、「命」の有り難さをかみ締めて、子どもたちの前に立てば、子どもたちの様々な言動も、きっと見方が変わってくるのではないかと思います。
▼子どもの成長は、教育者の子どもの見方で大きく変わります。この子はだめな子だ。と思ってしまえば、そのようになっていきます。
▼昔の哲人の言葉に、「冬の桜の木を見て、桜の木は花の咲かない木だと思ってはいけない」とあります。
桜は春という時がきたら、必ず、人々に感動をあたえる花を開花させます。
子どもも同じです。今の子どもを見て、この子は、こういう子だ。こういう人間だ。と決して決めつけてはならないということです。
桜の木と同じように、一人一人の子どもには、今現在の姿には見えない「無限の可能性が秘められているのだ!」と見ることが大事でしょう。教師の、心豊かな見方、考え方こそ、これから大事になってきます。今日の研修も、結局は、私たち教師自身のこうした資質を向上させるものです。
これからも子どもたちのため、保護者や地域社会の期待に応えるために宜しくお願いします。皆さん、お疲れ様でした。そして、H研修部長、ありがとうございました。
■以上、研修会の内容でした。
標津小学校の教職員は、この研修会を通して、また一つ、価値ある大きな学びをすることができました。
最後まで、読んでくださり、ありがとうございました。
3学期 情熱をもって教育活動を推進!
皆様、2018年 明けましておめでとうございます!
本年も標津小学校は、校長先生のリーダーシップの下、子ども達の健全な成長のため、情熱ある教育活動を推進していきますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
■いよいよ、3学期が始まりました
長い休みを終えた子ども達は、今朝、冬休みの作品などを手にして、元気に登校してきました。
風邪などで、学校に来ることのできなかったお子さんにつきましては、今はゆっくりと休養してください。職員一同、一日も早く元気な姿で登校できることを、心より願っております。
また、街頭指導についてくださった校外指導委員会の皆様、お寒い中、登校指導をしてくださり、本当に本当に、ありがとうございました。
■体育館で第3学期の始業式を行いました。
▼校歌を元気に歌いました。 歌声が体育館一杯に鳴り響きました。
▼校長先生からのお話です。
▼校長先生は、次の3つのことについてお話されました。
1つは、「スケートに挑戦!」
「スケート学習を頑張り、自分の記録を次々と塗り替えていきましょう!」
2つは、「よい卒業式に!」
「6年生にとっては、6年間の集大成となる大事な儀式。在学生にとっては、これまでお世話になった6年生に感謝しつつ、これまでの学習の成果としての態度などが表れるようなよい卒業式にできるようがんばってください。」
3つは、「交通事故には十分に気をつけましょう!」
「この冬休み中、標津町以外の地域で、多くの小学生が事故に遭いました。特に冬は、毛糸の帽子などをかぶっているために、視野が狭くなったり、車が来る音も聞こえづらくなります。さらに、路面は氷でツルツルなため、車もすぐには止まれません。そういったことを十分に考えながら、自分の命は自分でしっかり守りましょう!」
▼次に、各学年の代表児童の6名が壇上に上がり、「冬休みの思い出」と「3学期の目標」を全校児童の前で発表しました。
▼「冬休みの思い出」については、
「家族でスキーに行ったこと」「吹奏楽で函館に行ったこと」「スケートを頑張ったこと」「赤ちゃんのお世話をしたこと」などが発表されました。
▼「3学期の目標」については、
「算数の公式を覚えること」「テスト前には復習をすること」「漢字を早く覚えること」「字を丁寧に書くこと」などが発表されました。
どの学年の代表の子も、大きな声でしっかりと立派に発表していました。
▼新たな決意を確認する充実した始業式となりました。
■子どもが安心して、学校生活を送るために
~3学期のスタートを機に、言葉の指導の徹底を!(職員朝会での確認)~
■スタートの日というのは、子ども達にとって、(大人もそうですが)少なからず、目標や希望を抱くものです。子どもは一人も残らず、「自分はよくなりたい」、「親や先生たちから褒められるように頑張りたい!」と決意しています。しかし、そのような決意というものは、なかなか持続し難く、さらには、意に反する行動をとってしまうことがあります。
▼その元凶となっているものは、相手に対する軽率な言葉です。具体的には、友達のことを「こいつ」「あいつ」「おまえ」「あんた」という言葉で言うことです。このような言葉は、子どもでなくても、心が荒(すさ)み、憤りを感じさせます。自分の尊厳性が踏みにじられているからです。 更に悪いのは、このような行為を受けた人は、人の習性として、自分が受けた行為を自分よりも弱い者にして行くようになります。負のスパイラルであり、負の連鎖です。このような言葉は、「いじめというの暴力の温床」になります。
▼こういう言葉が飛び交っている中では、子ども達は常に、強い者に媚び、弱い者をいじめようとする不安定な心になります。警戒心も強くなります。人に対し、無関心になります。心のこもった挨拶などできなくなります。
▼保護者や地域社会の皆さんが学校に一番期待していることは、いじめのない学校。差別の無い学校。一人一人が安心し、そして、互いに尊重し合う学校。さらに、一人一人の個性、良さが発揮され、伸ばされる学校です。
▼そのために、相手の人格を蹂躙する言動は、絶対に無くしていかなければなりません。自分の尊厳が認められれば、子どもたちは安心して学校での生活を送ることができます。当然、学習効果も上がってきます。対話的な学習も、深い学びの学習も可能となってきます。
▼ただ、相手を尊重するということに対して、誤解してならないことは、「相手に阿(おも)ねる」とか、「媚(こ)びること」ではない。ということです。「相手を尊重する」ということは、「相手への思いやり」の行動で、開かれた心だからです。前者の利己心とは違います。
▼私たち教師の大きな役割の一つは、子どもたちが安心した環境で学べるようにすることです。
▼しかし、この環境を作るには、ご家庭の協力も必要です。特に、家庭における言葉遣いの影響は、子どもに大きな影響を与えます。学校で重ね重ね指導しても、家庭に戻れば「こいつ」とか、言われると、子どもは、必ずその反動をあらゆる生活の場で発散しようとする働きになります。
▼学校と家庭が、本気になってこそ、子どもは、安心して未来に希望を抱こうとします。しかし、それがないとしたら、「どうせ頑張ってもだめだと」失望させます。教師や大人に対し不信感を抱かせます。相手の人格、生命を尊重する教師や大人のモデル(模範)が今こそ大事です。
▼ですから、この新学期のスタートの日に、子どもたちの心が一新している今この時に、友達を呼ぶ時、「こいつ」「あいつ」「おまえ」「あんた」という見下した言葉では絶対に言わないように指導してください。これが徹底されれば、子どもたちにとって学校は、さらに安心した楽しい学習の場、生活の場となります。
■図書館の前に「大人が変われば、子どもが変わる」という看板が立っています。
情熱無くして、物事は成就しません。
これがただの看板にならないように、標津小学校は、使命感を一層深め、情熱をもって取り組んでいきます。
■職員室がリニューアル
▼冬休み中に、いつも私たち教職員を陰で支えてくださって頂いている、事務職員さんや公務補さんたちが、壁のペンキ塗りと、床のワックスがけをしてくださいました。
ペンキだらけになりながら、一生懸命に作業してくださる姿から、子ども達のために、先生方に少しでも良い環境で働いてもらいたいという心が汲み取れます。
職員室の壁はこれまで、かなり年数がたっているため、色がはがれるなどして暗い感じでしたが、ご尽力により、職員室は、見違える程、明るくなりました。
環境がよくなった分、更に子どもたちのために価値ある教育を目指します!
■新学期に際して、各担任から子ども達へのメッセージです!
■この3学期にかける、先生方の決意が感じられます!
本日18日(木)は、全学級5時間授業です!
本日の授業は、全学年、5時間授業です。
しかし、確認不足により、2学期終業式に配布した時間割で、6時間授業とした学年がいくつかありました。
その学年につきましては、過日行われた16日、17日の学習会に参加したお子さんに、「本日の始業式は5時間授業」ということをお伝えしました。また、学習会に参加されていないお子さんにつきましては、ご家庭の方に、担任よりこの旨を連絡させて頂きました。
今回は、再度、ご確認のため、ブログにより発信しております。
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