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    3学期 情熱をもって教育活動を推進!

    皆様、2018年 明けましておめでとうございます!

    本年も標津小学校は、校長先生のリーダーシップの下、子ども達の健全な成長のため、情熱ある教育活動を推進していきますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

     

    ■いよいよ、3学期が始まりました

     長い休みを終えた子ども達は、今朝、冬休みの作品などを手にして、元気に登校してきました。

    風邪などで、学校に来ることのできなかったお子さんにつきましては、今はゆっくりと休養してください。職員一同、一日も早く元気な姿で登校できることを、心より願っております。

    また、街頭指導についてくださった校外指導委員会の皆様、お寒い中、登校指導をしてくださり、本当に本当に、ありがとうございました。

     

    体育館で第3学期の始業式を行いました。

    ▼校歌を元気に歌いました。 歌声が体育館一杯に鳴り響きました。

    ▼校長先生からのお話です。

    ▼校長先生は、次の3つのことについてお話されました。

    1つは、「スケートに挑戦!」

    「スケート学習を頑張り、自分の記録を次々と塗り替えていきましょう!」

    2つは、「よい卒業式に!」

    「6年生にとっては、6年間の集大成となる大事な儀式。在学生にとっては、これまでお世話になった6年生に感謝しつつ、これまでの学習の成果としての態度などが表れるようなよい卒業式にできるようがんばってください。」

    3つは、「交通事故には十分に気をつけましょう!」

    「この冬休み中、標津町以外の地域で、多くの小学生が事故に遭いました。特に冬は、毛糸の帽子などをかぶっているために、視野が狭くなったり、車が来る音も聞こえづらくなります。さらに、路面は氷でツルツルなため、車もすぐには止まれません。そういったことを十分に考えながら、自分の命は自分でしっかり守りましょう!」

     ▼次に、各学年の代表児童の6名が壇上に上がり、「冬休みの思い出」と「3学期の目標」を全校児童の前で発表しました。

    ▼「冬休みの思い出」については、

    「家族でスキーに行ったこと」「吹奏楽で函館に行ったこと」「スケートを頑張ったこと」「赤ちゃんのお世話をしたこと」などが発表されました。

    ▼「3学期の目標」については、

    「算数の公式を覚えること」「テスト前には復習をすること」「漢字を早く覚えること」「字を丁寧に書くこと」などが発表されました。

    どの学年の代表の子も、大きな声でしっかりと立派に発表していました。

    ▼新たな決意を確認する充実した始業式となりました。

     

    ■子どもが安心して、学校生活を送るために

    ~3学期のスタートを機に、言葉の指導の徹底を!(職員朝会での確認)~

    ■スタートの日というのは、子ども達にとって、(大人もそうですが)少なからず、目標や希望を抱くものです。子どもは一人も残らず、「自分はよくなりたい」、「親や先生たちから褒められるように頑張りたい!」と決意しています。しかし、そのような決意というものは、なかなか持続し難く、さらには、意に反する行動をとってしまうことがあります。

    ▼その元凶となっているものは、相手に対する軽率な言葉です。具体的には、友達のことを「こいつ」「あいつ」「おまえ」「あんた」という言葉で言うことです。このような言葉は、子どもでなくても、心が荒(すさ)み、憤りを感じさせます。自分の尊厳性が踏みにじられているからです。                                              更に悪いのは、このような行為を受けた人は、人の習性として、自分が受けた行為を自分よりも弱い者にして行くようになります。負のスパイラルであり、負の連鎖です。このような言葉は、「いじめというの暴力の温床」になります。

    ▼こういう言葉が飛び交っている中では、子ども達は常に、強い者に媚び、弱い者をいじめようとする不安定な心になります。警戒心も強くなります。人に対し、無関心になります。心のこもった挨拶などできなくなります。

    保護者や地域社会の皆さんが学校に一番期待していることは、いじめのない学校。差別の無い学校。一人一人が安心し、そして、互いに尊重し合う学校。さらに、一人一人の個性、良さが発揮され、伸ばされる学校です。

    ▼そのために、相手の人格を蹂躙する言動は、絶対に無くしていかなければなりません。自分の尊厳が認められれば、子どもたちは安心して学校での生活を送ることができます。当然、学習効果も上がってきます。対話的な学習も、深い学びの学習も可能となってきます。

    ▼ただ、相手を尊重するということに対して、誤解してならないことは、「相手に阿(おも)ねる」とか、「媚(こ)びること」ではない。ということです。「相手を尊重する」ということは、「相手への思いやり」の行動で、開かれた心だからです。前者の利己心とは違います。

    ▼私たち教師の大きな役割の一つは、子どもたちが安心した環境で学べるようにすることです。

    ▼しかし、この環境を作るには、ご家庭の協力も必要です。特に、家庭における言葉遣いの影響は、子どもに大きな影響を与えます。学校で重ね重ね指導しても、家庭に戻れば「こいつ」とか、言われると、子どもは、必ずその反動をあらゆる生活の場で発散しようとする働きになります。

    ▼学校と家庭が、本気になってこそ、子どもは、安心して未来に希望を抱こうとします。しかし、それがないとしたら、「どうせ頑張ってもだめだと」失望させます。教師や大人に対し不信感を抱かせます。相手の人格、生命を尊重する教師や大人のモデル(模範)が今こそ大事です。

    ▼ですから、この新学期のスタートの日に、子どもたちの心が一新している今この時に、友達を呼ぶ時、「こいつ」「あいつ」「おまえ」「あんた」という見下した言葉では絶対に言わないように指導してください。これが徹底されれば、子どもたちにとって学校は、さらに安心した楽しい学習の場、生活の場となります。

    ■図書館の前に「大人が変われば、子どもが変わる」という看板が立っています。

    情熱無くして、物事は成就しません。

    これがただの看板にならないように、標津小学校は、使命感を一層深め、情熱をもって取り組んでいきます。

     

    ■職員室がリニューアル

    ▼冬休み中に、いつも私たち教職員を陰で支えてくださって頂いている、事務職員さんや公務補さんたちが、壁のペンキ塗りと、床のワックスがけをしてくださいました。

    ペンキだらけになりながら、一生懸命に作業してくださる姿から、子ども達のために、先生方に少しでも良い環境で働いてもらいたいという心が汲み取れます。

    職員室の壁はこれまで、かなり年数がたっているため、色がはがれるなどして暗い感じでしたが、ご尽力により、職員室は、見違える程、明るくなりました。

    環境がよくなった分、更に子どもたちのために価値ある教育を目指します!

     

    ■新学期に際して、各担任から子ども達へのメッセージです!

    ■この3学期にかける、先生方の決意が感じられます!