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    標津地区一貫教育推進協議会第3回園小中研修会

    ■2月8日(木)標津小学校において、標津地区一貫教育推進協議会第3回園小中研修会が開催されました。

    ▼はじめに 6年生の国語の授業を参観しました。

    ▼開会式では、山﨑 佳 教育長 様より、社会に出て生かされるコミュニケーション能力、表現力を一貫教育の中で、しっかりと身につけて頂きたいとのお話をいただきました。

    ▼その後、参観した国語の授業をもとに、研究協議を行いました。

    ▼研究テーマは、「考える力 えらぶ力 あらわす力を育てる授業」~すべての学習の基盤となる言語能力を向上させる国語科の学習指導の研究~です。

    ▼協議の視点は、①中学校でも通用する「全ての基盤となる言語能力」を身につけているか? ②身に付けた言語能力を中学校ではどのように発揮していくか? ③こども園から中学校までの「つながり」は?

    この視点をもとに、協議し、それぞれのグループがまとめを発表しました。

    ▼標津町教育委員会指導主幹 大井 誠一郎 様より、ご助言をいただきました。

    ▼最後に、今年度の一貫教育の反省を学習部会、指導部会、特別支援部会の各部で行いました。

    ■園小中一貫教育の目的は、主に、標津地区の園児・児童・生徒の学力と規範意識の向上、自尊感情を高めることです。

    ▼特に学力向上に関わって、私たち教職員が最も取り組まなければならないことは、園小中の「系統性」の明確化です。系統は、学習指導要領に明示されてありますが、それを具体的な実際の指導場面において、把握することが最も肝要となります。

    今現在、行っている学習指導が、「過去」にどのような知識・技能の系統によって指導されたのかを知る。

    さらに、今「現在」指導している学習が、今後、どのような知識・技能につながっていくのかを知る。

    この「過去」と「未来」を知ることが、今「現在」の指導の価値を知ることとなり、それによって、指導力は大きく向上していきます。

    教師のこの知識と能力が、児童生徒の生き抜く力に直結した学力を保障することになります。

    ▼これからの教育に求められるのは、「社会に開かれた教育」です。

    「社会に開く」ということは、こうした指導内容の説明を地域社会に明確に示せるということです。

    ▼標津地区一貫教育推進協議会は、この目的を果たすために、こども園、小学校、中学校がこの目的をしっかり共有し、全体の指導のレベルをあげることに最善の努力をしていかなければなりません。