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    よむよむ☆ママさん隊来校(8月23日)です

    2学期始まって、第1回目の「よむよむ☆ママさん隊」、ご来校の日です。

    今日は、1年生、3年生、6年生に、読んで頂きました。

     

    今日読んで頂いたのは、「いのちのたべもの」(6年生)、

    「へんしんトンネル」(3年生)、「おいしいぼうし」(1年生)です。

    3年生の様子です。「へんしんトンネル」を読んで頂きました。

    トンネルを抜けると、英語のYが現れるなど、「次は何がでるのかな?」とわくわくするお話でした!

    「かえってきた へんしんトンネル」もあるとのことでした。

     

    1年生の様子です。「おいしいぼうし」を読んで頂きました。

    プリンのおじさんが、頭のソースをおじいさんとおばあさんにかけてもらうお話です。心が温かくなりました!

    6年生の様子です。「いのちのたべもの」を読んで頂きました。

    海の食べ物と山の食べ物が出てくるとのことです。

    闇雲に食べるのではなく、よく考えて食べる。まさに食育のお話です!

     

    「よむよむ☆ママさん隊」のコーナーがリニューアルしました。

    イラストの入ったよむよむ☆ママさん隊のエプロンが、掲示されました。

    とても上手なイラストです。お陰様で、この通りの雰囲気が、とても華やかになりました!

    よむよむ☆ママさん隊には、多才な方が多くいるようです!

     

    花壇の整理もして頂きました!

    小さくかわいかったお花たちもぐんぐん成長しました。

    よむよむ☆ママさん隊の皆さんが、読み聞かせ終了後に、きれいに花壇を整理してくださいました。

    今日の気温は24度。暑い中、本当にありがとうございました!

     

    来週のよむよむ☆ママさん隊の皆さんです。

    来週はどんな絵本を読んでくださるか、子どもたちもとても楽しみにしています。

    来週もどうぞ、よろしくお願いします!

    きらり給食②

    8月23日のきらり給食は、1年生と4年生でした。

    今日のメニューは、ソフトフランスパン ビーフシチュー オムレツ です。

    全校朝会(8月22日) ~「ぼくたちはなぜ、学校にいくのか」(から抜粋)~

    8月22日の全校朝会は、校長先生が会議で不在のため、教頭の私が、全校児童にお話をしました。

    まずは、挨拶です。児童会の役員さんが行ってくれました。

    さて、全校児童へのお話です。

    内容は、「ぼくたちはなぜ、学校にいくのか」というタイトル図書を抜粋したものです。二階の図書室にある本から抜粋しました。

    1年生もいるので、パワーポイントで、言葉や画像をモニターに写して行いました。

    写っている人は、マララさんといいます。マララさんは、 銃で撃たれました。 しかも頭を。

     ☆子どもたちから、「エー!!」 という驚きの声が上がりました!

    犯人は武装グループの大人たち。マララさんは、意識不明の重体となりました。15歳の時です。

    さて、「まららさんはどうして銃で撃たれたのでしょうか?」

    □マララさんが国連で演説した内容

    ここには、「学校に行かなければならない」理由があります。

    わたしは、声をあげます。自分のためではなく、声なき声のために・・・。苦しんでいる人のために

    武装グループは私の考えを変えさせようとしました。けれど、私の中に変わったものは何一つありません。

    次のものをのぞいては・・・。 それは、弱さ、恐怖、絶望が、死にかわりに、

    強さ、力、そして、勇気が生まれたのです。

    ☆この言葉に多くの子どもたちが、目を見張っていました。

    世界のみなさん。

     ☆「うん」とうなずいてる子、「えっ」という顔をしている子、様々な表情の変化がありました。

    わたしたちは、「暗闇の中にとじこめられなければ光の大切さには気づかない、」ということがあります。

    同じように、わたしは、言葉をうばわれそうになって、はじめて、そのことばのたいせつさがわかりました。

    わたしのふるさとパキスタンのスワートという町は武装グループに支配されています。かれらは、自分たちのりえきのために女の子が学校へ行くことを禁止しています。そして、「学校へ行きたい」と言ったわたしはかれらによって、銃で頭を撃たれました。

    世界には、わたしだけでなくおとなによって苦しめられているこどもがたくさんいます。

    インドという国ではおおぜいのまずしい子どもたちが学校へいかせてもらえず小さいときから働かされています。アフリカのナイジェリアという国では武装グループが「教育はこどもに必要ない」と言って多くの学校をこわし、先生や生徒を殺しています。アフガニスタンという国では、女の子は、おさない年齢で結婚させられ、学校へ行くかわりに家事をさせられています。

    ☆この現実に、子どもたちは「うそでしょう」「ありえない」「本当?」という表情を見せていました。

    パキスタンの武装グループはなぜ、わたしを撃ったのでしょう。それは、「学校へ行きたい」というわたしを黙らせるためです。そうすれば、自分たちの思うままになると考えたのです。

    しかし、それは成功しませんでした。私を撃ったことで、世界中の人々がひなんの声をあげました。学校へいきたいという私の夢もなくなりませんでした。

    むしろ、力や勇気が生まれました。

    そして、声をあげる大切さにあらためて気づかされたのです。武装グループの暴力は、何一つ成功しませんでした。

    ☆結局、自分のために人をコントロールすることなどできないということです。

     いじめとか、気にくわない子を皆で何かしようとしても、いいことなどおきないということです。

    それは、ほかの国も同じです。世界にはまだ多くの不平等があります。たくさんの子どもが、貧困、差別、不正、無学などに苦しんでいます。

    だからこそ、一人ひとりがたちあがり、声を出していかなければなりません。声を出して、世の中を変えていくべきなのです。

    そのために必要なのは、まず、学校と教育です。

    ☆いよいよ本題です。子どもたちは、自分事としてとらえているようです。真剣な顔です。

     わたしたちは、言葉によって、自分の気持ちを表せるようにしなければなりません。

     一人のこども。   一人の教師。   一冊の本。   一本のペン。

                ☆有名な言葉です

    それさえあれば、私たちは言葉を使うことができるようになり声をあげて、世界をよりよいものにしていくことができるのです。

    教育が世界を変えるための解決策です。明るく平和な未来。私たちはそれを自分の言葉で創り出していかなければならないのです

    武装グループは、私たちの言葉を恐れています。わたしはだまりません。私たちは、自分の言葉の力を、強さを信じましょう。

    私たちの言葉は世界を変えられるのです。

    最後に、明るく平和な未来を作るために、次の二つをがんばりましょうと言いました。

    一つは、挨拶をすることです。挨拶は、自分の心を開くものです。そのがんばりがマララさんのように強い心を作ります。

    二つは、人の意見や考えなどを、決して笑わないで、まずはしっかり受け止めましょうということです。

    「相手の言葉をしっかり聞く」ということは、相手の人格を尊重するということです。

    相手を大事にするということです。

    何かを言いたい場合は、それからにしましょう。

    このような感じで、私のお話をさせて頂きました。

     

    一日たった、今日の朝は、多くの子どもたちが明らかに「挨拶」をがんばってくれていました。

    標津小の子どもたちは、本当にすばらしいです。

     

     

    秋田の実践に学ぶ研修会を開催!

     8月21日(月)秋田県美郷町から、派遣教員を招き、「秋田の実践に学ぶ」研修会を本校において開催しました。
     研修会では、派遣教員による3年算数の授業を参観し、その後、研究協議を行いました。
    
     授業は、「何十に1位数をかけるかけ算の仕方を理解する」という目標で、「かけ算の筆算」が行われました。
    
    
     派遣教員の発話は、常に子どもたちに考えさせることに徹していました。
    そして、子どもたちには、すぐに発言させずに、必ず、「自分の考えをノートに書く」ようにさせるなど、全員の学力の保証が確実にされていました。
     一つひとつの子どもたちへの指示発問にしっかりとした、理論がありました。
     そのため、子どもたちの頭の中は常に思考がはたらいていました。
     考えることが可能な指示発問を発していました。
     しかも、ある時は、小声で。
     これも子どもの思考を大切にする配慮です。
    。
    
     授業が終わった後、「あー楽しかった!」とある子が言っていました。
     他の子どもたちも、何か充足感に満ちていました。
     
     子どもにとって、(子どもだけではなく大人もそうですが)考えに考えて、新しいことを発見、発覚できたときの喜びに勝るものはありません。
     授業を受けた子どもたちはこのことを体感したと思います。
     知的欲求を満たす授業が、子どもたちの考える力、いわゆる学力、生きる力をつけて行きます。
     
     研究協議は、体育館で行いました。
     下の画像は、グループ討議の様子です。
     派遣教員の授業で優れていたところや、今後私たちが取り入れていくべきところなどを話し合いました。
       
        
     参観者からは、「単に計算の解き方を学習させるのではなく、数のしくみをしっかり理解させることに重点をおいていたところが勉強になった」
     「授業の導入では、子どもの言葉で既習事項の振り返りがされ、それと本時の内容とを比較して、課題が設定されていたところが勉強になった」など、様々な意見、感想が出されました。
     今回の「秋田の実践に学ぶ研修会」は、充実したものとなりました。
     私たちは、この学びをしっかりと授業の中で、生かせるように更に研修を積んでいきます。